Amazonなどでよく見かける、
DM55-1(AC80〜300V対応)コンセントプラグ型テスター。
価格も手頃で、
「とりあえず電圧確認したい」「仮設電源の目安を見たい」
という用途で気になっている人も多いと思います。
今回は、実際に自分が使っている立場として、
このDM55-1が現場で使えるのかどうかを、
メリット・注意点含めて正直にまとめます。
なお、本記事は高精度な測定器としての評価ではありません。
あくまで「簡易チェック用途」「現場補助ツール」としてのレビューです。
DM55-1を購入した理由
仮設電源や会場コンセントで、
「今どれくらいの電圧が来ているか」を
テスターを出さずにパッと確認したい場面が多かったためです。
マルチメーターを毎回出すほどではないが、
目視だけでは不安、という場面は意外と多く、
その隙間を埋める用途として導入しました。
また、このDM55-1は以前使っていたものと同型で、
使い勝手が分かっていた点も購入理由の一つです。
仕様(参考)
| 測定対象 | AC電圧 |
| 測定範囲 | AC80V〜300V |
| 表示 | デジタル表示 |
| 接続方式 | コンセント直挿し |
| 製造 | 中華製(ノーブランド系) |
※仕様や外観は販売元によって微妙に異なる場合があります。
実際に使ってみた感想
良い点
- 挿すだけで電圧が確認できる
- 仮設電源チェックが非常に楽
- 数字で見えるため判断が早い
- 小型で工具箱に常備しやすい
- 価格を考えれば十分実用的
正直なところ、
「簡易チェック用途」と割り切るならかなり便利です。
実際、自分だけでなく、
会社の上司も同じようなタイプのテスターを使っており、
現場ではそれなりに浸透している印象があります。
注意点・気になった話
ただし、無条件におすすめできるかというと、そうではありません。
知り合いから聞いた話ですが、
同様のコンセントプラグ型テスターを使用していた現場で、
仮設電源のブレーカーが頻繁に落ちるという事象があったそうです。
原因を切り分けていった結果、
そのテスターを外したところブレーカーが落ちなくなり、
テスター自体からの漏電が疑われたとのことでした。
あくまで「そういう事例があった」という話ではありますが、
中華製・ノーブランド系である以上、
個体差や品質ばらつきのリスクは否定できません。
使うなら守りたい運用ルール
自分は、このDM55-1を使う際、
以下の点をルールとして徹底しています。
- チェック用途が終わったら必ず抜く
- 本番中は挿しっぱなしにしない
- 常設機材としては使わない
- 異常発熱や表示不良があれば即使用中止
これを守る前提であれば、
「便利な簡易チェック道具」として十分使えると感じています。
向いている用途・向いていない用途
向いている用途
- 仮設電源の事前チェック
- 会場コンセントの電圧目安確認
- 仕込み前の安全確認
向いていない用途
- 精密な電圧測定
- 常設監視用途
- 安全確認をこれ一つに頼る運用
まとめ
DM55-1は、
「安いからダメ」「高性能だから安心」というタイプの機材ではありません。
便利なのは事実ですが、
中華製ノーブランドという前提を理解し、
使い方と距離感を間違えないことが重要です。
チェック後は抜く、本番中は使わない。
この運用を守れるなら、
価格以上に役立つ道具だと思います。

コメント