イベント現場では、機材トラブルそのものよりも、
判断の遅れ・共有不足・立ち回りのミスで現場が止まることの方が圧倒的に多いです。
技術が完璧でも、調整や判断が遅れると現場は簡単に崩れます。
逆に、すべての技術がわからなくても、動き方次第で現場は止めずに回せることも多いです。
この記事では、
完全な技術者でなくても使える「現場を止めないための動き方チェックリスト」を、
技術+調整役の視点でまとめました。
現場を止めない人の共通点
現場が安定しているとき、必ずしも「一番技術ができる人」が中心にいるとは限りません。
- 全部を自分で解決しようとしない
- 判断を一人で抱え込まない
- 状況を早めに共有する
- 完璧より「今できる最善」を選ぶ
現場を止めない人は「技術」よりも「判断と動き」が安定しています。
トラブルが起きる前に意識しておく動き
トラブルが起きたときに慌てないためには、
事前に「自分の立ち位置」をはっきりさせておくことが重要です。
- 自分は「技術担当」か「調整役」かを意識する
- 技術・会場・主催、それぞれの役割の境界を把握する
- どこまで自分の判断で進めていいかを決めておく
- 最悪のケースを1つだけ想定しておく
全部の想定は不要です。
「これだけは起きたら困る」1パターンだけで十分です。
トラブル発生時の基本動作チェックリスト
トラブルが起きた瞬間にやるべきことは、技術対応よりも行動の順番です。
- まず「止めない」選択ができるか考える
- 状況を1文で共有する(何が・どこで・どうなっているか)
- 技術者には判断材料だけを渡す
- 主催者には「今どうなるか」を先に伝える
原因の特定よりも、
今どう動くか・どう伝えるかを優先する方が、結果的に復旧は早くなります。
技術者がいる現場での立ち回り方
技術者がいる現場では、
調整役の動き方ひとつで現場の空気が大きく変わります。
- 技術者の集中を邪魔しない
- 原因を聞かず、結果と判断を聞く
- 技術者が判断しやすい情報だけを渡す
- 決定事項は必ず復唱する
「今どうなってる?」ではなく、「AとBならどっち?」
という聞き方ができると、現場は止まりにくくなります。
主催者・会場対応で意識したいこと
主催者対応では、技術的な正しさよりも伝え方が重要です。
- できないことは早めに伝える
- 選択肢で話す(A案・B案)
- 技術用語を使わない
- 「今は何を優先するか」を明確にする
「今すぐ完全復旧は難しいですが、
まず○○を優先します」と軸を示すだけで、
主催者側の不安はかなり減ります。
現場が落ち着いた後にやること
トラブルが収束したあとも、現場を止めない動きは続きます。
- 技術者への一言フォロー
- 主催者への簡単な状況報告
- 次に同じ現場があった場合のメモを残す
このひと手間が、
次の現場の安定度や信頼につながります。
まとめ:現場を止めないのは「全部できる人」じゃない
現場を止めない人は、
すべての技術を完璧にこなす人ではありません。
判断・共有・優先順位を意識して動ける人が、
結果的に現場を守っています。
この記事のチェックリストをベースに、
自分の立場や現場規模に合わせて、
使いやすい形にカスタマイズしてもらえたら嬉しいです。


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