CLASSIC PRO BDF104L/BDM104L マルチケーブルボックスは現場で使える?DMX/音声配線をLANでまとめる実力

AV機材レビュー

仕込みや配線で、
「マルチケーブルが重い」
と感じたことはないでしょうか。

今回は、
CLASSIC PRO BDF104L/BDM104L マルチケーブルボックスについて、
実際の現場使用目線でまとめます。

DMXや音声信号の分配を、
LANケーブル1本でまとめられる機材です。

なお、本記事は業務用常設機材としての評価ではなく、
現場効率化ツールとしてのレビューになります。

製品概要

BDF104Lは、DMXや音声信号をLANケーブル経由で送るためのマルチボックスです。

対になるBDM104Lと組み合わせて使用します。

仕様

項目内容
用途DMX / オーディオ マルチボックス
コネクタXLRオス ×4
接続方式LANケーブル接続(BDM104Lと対で使用)
サイズW14.4 × H4.2 × D5.7cm(突起含まず)
重量220g
筐体アルミ製

※CAT5e・CAT6のシールドタイプ(イーサコン推奨)を使用します。

使用方法

BDM104L側に入力した信号を、
LANケーブルを経由して、
同番号のBDF104L側から出力します。

逆方向の使用も可能です。

実際に使ってみた感想

良い点

  • 価格が安い
  • 重いマルチケーブルを引かなくて済む
  • 電源不要
  • 配線がシンプルになる
  • 仮設現場で特に便利

特に、
重いマルチを持ち込まなくていいという点は大きいです。

LANケーブル1本で済むだけで、
仕込み・撤収の負担はかなり減ります。

気になる点

  • 「2ch送り・2ch返し」などの行って来い運用が安定しない
  • 途中からハウリングが発生したケースがある
  • アナログ信号をLANケーブルで送っているだけなので、やや不安は残る

技術的にはデジタル変換しているわけではなく、
あくまで物理的に信号を分配しているだけです。

そのため、
長距離使用や重要案件では慎重に使うべきだと感じます。

向いている用途・向いていない用途

向いている用途

  • 小〜中規模の仮設現場
  • 仕込み時間を短縮したい現場
  • DMX配線の整理
  • 軽量化を優先したい案件

向いていない用途

  • 重要な本番系統
  • 長距離・ノイズが多い環境
  • 行って来い運用を前提とする構成

まとめ

CLASSIC PRO BDF104L/BDM104Lは、
完璧なマルチシステムではありません

しかし、
「軽く・安く・早く」配線をまとめたい現場では、
十分選択肢になります。

用途とリスクを理解した上で使うなら、
現場効率化ツールとしてはアリだと思います。

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