結論:InnoViewモバイルモニターは現場のサブモニターとして使える。
ただし、30Hz/30p系の入力では表示できない場面があったため、メイン確認用として使うには注意が必要です。
以前、スイッチャー用のモバイルモニターとして、
InnoView 15.6インチ モバイルモニターを購入しました。
標準HDMI入力があり、本体スタンドで自立できるため、
現場で使うサブモニターとしてかなり良さそうだと感じていました。
実際に使ってみても、
薄型で持ち運びやすく、設置もしやすいです。
ただ、現場で使ってみると、
レビュー時には見えていなかった弱点もありました。
この記事では、InnoViewモバイルモニターを現場投入して分かった注意点をまとめます。
現場で困ったのはリフレッシュレート
今回、現場で困ったのは、
リフレッシュレートです。
60Hzでは問題なく表示できましたが、
30Hzでは映像が表示できない場面がありました。
PCのサブモニターとして使うだけなら、
基本的には60Hzで使えば問題ないことが多いです。
ただ、現場では必ずしも自分の都合で出力設定を決められるわけではありません。
現場では30Hz/30p系になることがある
現場では、もらい回線や表示機器の都合で、
リフレッシュレートやフレームレートを指定されることがあります。
例えば、
- もらい回線の仕様
- 既設機器の出力
- スイッチャー側の設定
- LEDやプロジェクター側の都合
こういった条件によって、
60Hzではなく30Hz/30p系で扱う必要が出ることがあります。
そのときに、このモニターでは表示できない可能性があるため、
現場用のメイン確認モニターとして使うには少し不安が残ると感じました。
30Hzで映らないのは地味に大きい
30Hzで映らないこと自体は、
普段使いではそこまで問題にならないかもしれません。
ただ、現場用途では話が変わります。
映像が出るかどうかを確認したい場面で、
モニター側の対応が原因で映らないと、
原因の切り分けが難しくなります。
ケーブルが悪いのか、
送出側が悪いのか、
モニターが対応していないのか。
この判断が遅れると、
現場ではかなり焦ります。
そのため、何でも受けられる検証用モニターとしては向かないと思いました。
それでも良いところは多い
一方で、マイナス点を考えても、
このモニター自体には良いところも多いです。
- 薄型で持ち運びやすい
- 本体スタンドで自立できる
- miniHDMIではなく標準HDMI入力
- サブモニターとして使いやすい
特に現場目線で大きいのは、
標準HDMI入力です。
モバイルモニターはminiHDMIのものも多いですが、
現場では変換アダプターが増えるほどトラブル要因も増えます。
その点、標準HDMIでそのまま挿せるのは、
かなり扱いやすいです。
サブモニター用途なら十分使える
今回の結論としては、
メイン確認用ではなくサブモニターとして使うなら十分ありです。
例えば、
- PCのサブモニター
- スイッチャー横の補助画面
- 60Hz前提の確認用モニター
- 持ち運び用の簡易モニター
こういった用途であれば、
かなり便利に使えます。
逆に、
- 30Hz/30p系の入力が来る可能性がある現場
- もらい回線の確認用メインモニター
- 表示可否を最終判断する用途
- 何でも受けたい検証用モニター
こういった用途では、
別のモニターを用意した方が安全です。
まとめ
InnoViewモバイルモニターは、
薄型・自立スタンド・標準HDMI入力という点で、
現場用のサブモニターとしてかなり使いやすいです。
ただし、30Hz/30p系の入力では表示できない場面があったため、
現場のメイン確認用として使うには注意が必要です。
60Hz前提のサブモニターとして使うなら十分便利ですが、
もらい回線や表示機器の確認用として使う場合は、
対応できる入力条件を事前に確認しておいた方が良いと思います。


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